『ユニクロ帝国の光と影』を読んだ。
ユニクロといえば、フリースの大ヒットに始まり、その後もヒートテックやジル•サンダーとのコラボなどコンスタントにヒット商品を飛ばす日本の大企業。
『ユニクロ帝国の光と影』はこのモンスター企業を引っ張る柳井正に迫った作品だ。
ユニクロは元々、PB(プライベート・ブランド=自主企画製品)のみならず、チャンピオンやリーボック、ポロやラコステといったNB(ナショナル•ブランド)も置いていた。
ユニクロは元々、PB(プライベート・ブランド=自主企画製品)のみならず、チャンピオンやリーボック、ポロやラコステといったNB(ナショナル•ブランド)も置いていた。
そういえば私自身も小学生の頃(90年代後半)にNIKEのトレーナーを買ってもらった覚えがある。
このNBの割合が減っていくのが、ユニクロの初期代名詞ともよべる「フリース」が誕生した頃である。1998年に200万着売れたフリースが2000年には2600万着も売り上げている。この数字は驚異だ。アパレル業界では50万着売ればヒット商品といわれるのだからこの数字は驚異だ。このフリースを武器に、“安かろう悪かろう”のイメージから“安いけど結構良いじゃん”という評価を消費者に植え付けたことが成功の要因であると柳井自身述べている。
しかしその後、〝ユニばれ〟とい現象が起き不振に陥った時期があった。
〝ユニばれ〟とは、「多くの人がユニクロの商品を持つことで、ユニクロの商品を来ていると周りの人に気付かれ恥ずかしい思いをすること」をさす。確かに、フリースやアウターは他人の目につきやすい。いくら安くて、品質がそれなりでも同じ物を周りの人も身につけているのは良い気がしない。皆さんもそんな経験をしたことがあるのではないか。
では、ユニクロは〝ユニばれ〟を避けるために何に目を付けたのか。
ここからは私の想像なのだが、その答えは下着である。そう、みんな大好き〝ヒートテック〟〝ブラトップ〟という商品だ。下着だったら皆と同じでも、目につきにくいところなので〝ユニばれ〟が起きにくい。さらに見えないところにはなるべくお金をかけたくないという消費者の心理につけ込み、低価格で高品質というイメージを植え付けた見事な戦略であると感心した。
ユニクロの成功は、このように一つの成功に囚われずに手を変え品を変え多角的な戦略を試みることである。当然失敗もたくさんしているのだが。
それらの要因がすべて柳井社長に起因しているかどうかまでは分からないが、この本を読む限りでは、かなり独裁型の経営方針をとっていると言える。
柳井のやり方には、賛成できないところも多い(個人的には糞食らえって感じである)が、コンスタントにヒット商品を飛ばす手腕には感心せざるを得ない。
最近はルームパンツのCMが流れる。これも部屋着だから〝ユニばれ〟起きにくいね。
ヒット商品になるのかな
おしまい
しかしその後、〝ユニばれ〟とい現象が起き不振に陥った時期があった。
〝ユニばれ〟とは、「多くの人がユニクロの商品を持つことで、ユニクロの商品を来ていると周りの人に気付かれ恥ずかしい思いをすること」をさす。確かに、フリースやアウターは他人の目につきやすい。いくら安くて、品質がそれなりでも同じ物を周りの人も身につけているのは良い気がしない。皆さんもそんな経験をしたことがあるのではないか。
では、ユニクロは〝ユニばれ〟を避けるために何に目を付けたのか。
ここからは私の想像なのだが、その答えは下着である。そう、みんな大好き〝ヒートテック〟〝ブラトップ〟という商品だ。下着だったら皆と同じでも、目につきにくいところなので〝ユニばれ〟が起きにくい。さらに見えないところにはなるべくお金をかけたくないという消費者の心理につけ込み、低価格で高品質というイメージを植え付けた見事な戦略であると感心した。
ユニクロの成功は、このように一つの成功に囚われずに手を変え品を変え多角的な戦略を試みることである。当然失敗もたくさんしているのだが。
それらの要因がすべて柳井社長に起因しているかどうかまでは分からないが、この本を読む限りでは、かなり独裁型の経営方針をとっていると言える。
柳井のやり方には、賛成できないところも多い(個人的には糞食らえって感じである)が、コンスタントにヒット商品を飛ばす手腕には感心せざるを得ない。
最近はルームパンツのCMが流れる。これも部屋着だから〝ユニばれ〟起きにくいね。
ヒット商品になるのかな
おしまい
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